スポーツバイクの仕上げで大事なのが「表面処理」。
チタンやステンレスなら、ヘアライン、サンドブラスト、ミラーポリッシュ。
クロモリやマンガンモリブデンなら、メッキやペイント。べた塗りから、ちょっと遊び心のあるアート表現まで。
今まではこの工程を外注していたのですが、、、
仕上がりが思い通りにならなかったり、納期がとんでもなくかかったり…。
「これは困った!」と頭を抱えることが何度もありました。
そんなある日、大学時代の友人に言われたんです。
「なんで自分でやらないの?」
その一言が胸に刺さりました。まさにその通り。
そこで、Zacにお願いしてペイントブースと研磨ブースを作ってもらい、
表面処理工房「Studio XYZ」が誕生しました。
最初は私も研磨を担当していたのですが、無理がたたって両手を腱鞘炎に…。
それ以来、几帳面なZacが研磨を、私はチタンの陽極酸化着色やペイントを担当しています。
もともと「ものづくり」が好きな私。
設計はZacに任せて、思いきり表面処理に集中できるようになったんです。
最初はシンプルに赤や白など単色ばかりでした。
でもね、だんだん「もっと遊びたい!」という気持ちが出てきて…。
描くことを始めたところ、TatooアーティストのAruちゃんとミヤタさんのコラボ「Arumajirooo x MIYATA」のペイントを担当させてもらえることに。
Aruちゃんのデザインは本当に刺激的で、私の腕をさらに磨かせてくれました。
どういう順番で塗るのか、何度も頭の中でシミュレーションしてから塗り重ねていく。




Arumajirooo X MIYAMA 詳しくはこちら
これはペイントだけじゃなく、チタンの陽極酸化着色でも同じ。
たとえば、アルプスの山の稜線をトップチューブに描いたこともありました。


不思議なんですよね。
難しければ難しいほど、なぜか快感を感じるんです。
アドレナリンがドバドバ出ているのかもしれません(笑)。
気がつけば、今や控えているデザインはどれも「ややこしいもの」ばかり。
「こんなの無理でしょ?」と思うような依頼もありますが、とりあえずご相談ください。
意外とできちゃうんです♥
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