
毎日ものづくりに向き合っていると、
ふと立ち止まる瞬間があります。
「私たちは何のために、この仕事をしているんだろう」
「この手で作っているのは、いったい何なんだろう」って。
でもそんな時に思い出すのは、
バイクをお渡ししたあとに届く、お客様からのあたたかい言葉たちです。
私たちは、ただフレームを作っているのではありません。
塗装や仕上げをして、ピカピカにすることがゴールでもないんです。
🌙MULLERが本当にお届けしたいのは——
「体験」と「時(とき)」。
お気に入りのウェアに袖を通して、
お気に入りのバイクにまたがって、
ペダルを踏み出した瞬間に、ふわっと風が吹く。
心も身体も軽くなるような、そんな時間。
特別な旅じゃなくていい。
いつもの道が、少しだけ違って見えるような——そんな「体験」を届けたいと思っています。
あるオーナー様が、こんなふうに話してくれました。

「もう、楽しくて楽しくて仕方がないんですよ。
スイスイ山を登るし、下りも安定しているから、つい時間ができると、
“さあ、乗りに行こう”って思っちゃうんです。」
その方のライフスタイルの中に、バイクが自然と溶け込んでいること。
日々の暮らしの中に、風を感じる時間があること。
その姿を想像するたび、胸がじんわり温かくなります。
時間を重ねるうちに、そのバイクは
ただの“移動の道具”ではなく、
“思い出を共にする存在”になっていく。

いつか旅先で見た空の色。
ふと立ち止まったコンビニのコーヒー。
仲間と笑い合った峠のてっぺん。
そんな記憶が、きっとフレームのどこかに宿っていくんです。
そのバイクには、
もう言葉では言い表せないような想いが、
そっと、静かに詰まっている。
🌙MULLERは、そんなあなたの「時」に寄り添いたい。
それが、私たちのものづくりの原点です。
お気に入りの一台と過ごす、何気ない日々の中にこそ、
かけがえのない幸せがあると信じています。
これからも、
あなたの人生のそばで、そっと寄り添えるバイクを——
心を込めて、つくり続けていきたいと思います。
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